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活動報告

※募集停止中【社員募集!】まちの点をつなぎ、面をつくる「まちのコーディネーター」

面白そう、行ってみたい、関わってみたい。
そう思える「まち」とは、一体どんなところなのでしょう?

そこで暮らす人、はたらく人と協力しあい、地元の企業とも連携しながら、住みやすく働きやすいだけでなく「面白そうだ」と思える魅力的なまちを創る。そのためには、まちの魅力的なヒト・コト・モノの「つなぎ役」の存在が不可欠です。
魅力的な点をつないで、まちという面を創っていく。今回は、まちの点と点をつなぐ「まちのコーディネーター」の仕事を紹介します。

「まちづくり立川」の拠点は、立川駅南口徒歩5分の「TXT(テクスト)」内にあります。TXTは、「若者がより立川で活躍できるように」との想いから、2014年にまちづくり立川と地元企業の連携事業によって生まれたシェアオフィスです。

朝はTXTの掃除からはじまり、社内ミーティングや事務作業、まちづくり立川の視察にやってくる人のアテンドや、一日中外へ出かける日、ときにはイベント出店など、その日によって変わります。

今日は、まちのコーディネーター5年目の篠川さん、事業全般の管理と全社的な業務を担当する木内さん、そして代表の岩下さんがTXTに集まりました。議題は、シェアオフィス「TXT」、地場野菜の直売所「のーかる」、シェア工房「Tschool(ツクール)」など、まちづくり立川が運営する地域に必要なハードの運営について、連携企業との月1回の定例会に向けた社内の事前ミーティングです。

代表の岩下さんは立川での活動歴40年で、地域のことをよく知っており、幅広い地域ネットワークを持っています。木内さんは立川で子育て支援団体を立ち上げた縁で入社し、現在は全社的な業務と事業全体の管理、営業活動を担っています。
篠川さんをはじめ、まちのコーディネーターはその状況を把握して、連携企業と各施設のよりよい運営につなげるために、実際にお店や拠点に顔を出して、そこで働く人たちとコミュニケーションをとりながら、日々変わっていく状況を把握しておくことも大切です。

まちづくり立川では、商店街のお祭りやイベントの運営事務局も担っています。そのためイベントの時期になると、打ち合わせや書類作成、「どの団体・どの人が何を担当するのか」という調整のために人と会う機会も増えていきます。

「私たちはプロジェクトやイベント全体の取りまとめ役。プロジェクトの一部ではなく全体を俯瞰して、スケジュールや会計を把握しておくこと、議事録などをとり、全体の進行を把握することも大切です」

そう話す篠川さんは入社5年目。「3年ほど経ってようやく立川のまちの動きの全体像が見えてきた」そうです。

 


「まちづくり」は、「出会い」の積み重ね

篠川さんは、2017年に新卒でまちづくり立川に入社しました。社会人経験はないものの、「地域コミュニティ」について研究していた大学時代の経験を活かして、地域に関わる仕事がしたいと思ったことがきっかけです。

まちづくり会社は新卒者を受け入れていないケースがほとんど。まちづくりの業務は多岐にわたるので、専門知識や実務経験を活かせる転職者を募集する場合が多いのです。けれどもまちづくり立川では、未経験から地域の仕事に携わり、一つ一つ経験を積んでいくことで将来のまちづくりのプレイヤーを育てています。

「まちづくりの仕事は、地道で泥臭い仕事や事務作業も多いのですが、まちの商店の人、行政の人、近隣のまちづくり関連組織や、地域で多様な活動をする人など、知り合いがどんどん増えていくのが面白くて、大きなやりがいです。人と人、地域の組織との連携を実現させる基礎や、地域のHUB(ハブ)となれる個人のスキルが自然と身についていきます」

まちづくり立川の「暮らす、はたらくこのまちを、もっと良くしていきたい」という想いに共感して繋がる人たちとは、まるで仲間のような関係性を築いていくことができます。

まちの中には、人それぞれの意見、組織の思いや目指していることなど、さまざまな要素が重なり合っています。大学ではまちの人の意見を取りまとめるワークショップの方法を学んでいた篠川さんは、その視点も仕事に取り入れているそう。

とはいえ、必ずしもはじめから専門的な知識や経験は必要ないそうです。

「立川のことでわからないことがあれば、まちの人たちに聞けば教えてくれますし、私もいまだに知らない書類の作成や、やったことのないイベントなど、未経験なことは山ほどあります。でも、必ずしも道筋が用意されていないところが、まちづくりの仕事の面白さです。まずは自分で調べて考えて、それから人に聞いて協力を仰いで、ゼロから筋道を作っていくのが好きな人は、まちづくりに向いていると思いますよ」

昔も今も「まちを創る」とは、自分で想像や工夫をふくらませて、そこにいる人たちとコミュニケーションをとりながら「新しい道筋を創っていく」ことなのかもしれません。

 

まずは、まちに知り合いを増やそう

立川の人たちはオープンマインド。「新しく来る人を拒む、なんて古い街にありがちなことは一切ない」と皆が口をそろえます。

「最初は、まちの人に顔と名前を覚えてもらって、自分もまちの人の顔と名前を覚えるところから。その後のまちづくりの方法は人それぞれです。私にとって“情報整理”というスキルがまちづくりに活かせたように、自分なりのやり方や得意分野を見つけると、仕事がもっと面白くなりますよ」

商店街、コミュニティスペース、公園や施設、農地といったハード面だけでなく、アクセスの良さから都心や都外からも多種多様な生き方、はたらき方をする人たちが集まってくる立川のまち。

それぞれの点をつないでいった先に、「面白そう、行ってみたい、関わってみたい」まちが生まれます。それを創るのは、あなたなのかもしれません。

*参考*
一日のスケジュール例
09:00 出勤(掃除、メールや郵便チェック)
10:00 社内mtg(各担当や各事業の進捗チェック)
11:00 各事業の連携者へ細かな確認連絡。(共有資料をつくり、行政や、観光協会、連携事業者やデザイナーなどへメールや電話で連絡。)
12:00 同僚と商店街内のお店でランチ
13:00 「のーかる」連携事業者と月例mtg(売上チェックや、店舗内イベントの進捗共有など。)
15:00 mtg議事をまとめ、共有用の資料作成
16:30  商店街の方、市民活動団体などと商店街イベントの本部mtg(地域イベントとしての実施目的の確認や、全体の人員バランス、地域との連携などを考えながら、方向性がずれないように調整。)
18:30 明日以降のスケジュールチェックをし、退社。(たまにそのままmtgメンバーや商店街の人と飲みに行くことも。)

イベント出店時のスケジュール例
08:30 店舗に集合し、荷物を車に積み込み、会場へ移動。
09:00 会場到着後、商品をレイアウトし、設営準備。
10:00 イベント開始、声出しやお客さんとの会話を楽しみながら、店頭対応。
16:30 イベント終了後、撤収作業をし、店舗へ移動。
18:00 荷降ろしや、集計確認をし、解散。

【募集要項】
・募集職種:事務局スタッフ(正社員)
・給  与:月18万〜
・雇用形態:正社員
・勤務時間:9:00-18:00 休憩1H
・休  日:週休2日
・交  通  費:別途支給
・各種保険:社会保険、雇用保険、労働保険

・Microsoft Office Word、Excelにて書類作成が出来ること

【問い合わせ先】
近日、DODAにて応募を開始いたしますので、そちらからご応募下さいませ。

 

編集/国立人 小さなまちの仕事さがし
kunitachijin.com